Second DAY

適当なただの日記です。飼い猫♂の名前はつみれ。

映画の話

こんにちは。

 

11日にめでたく30歳になりまして、祝ってくれた友人に感謝しつつ、良い大人になるために精進していかなければなぁ、と思っている次第でございます。

 

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私が誕生日を迎えた事なんて微塵も気にしてない、可愛い猫。

 

 

ただなんかあのー、「良い大人」への第一歩みたいな意味合いも持って部屋の片付けをしてたんですけど、(10年遅い)

 

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前回の記事でもお伝えした通り、3月に業者さんが入って、部屋がこの状態になって。

 

で、あの後書類も整理してスッキリしたんですけど、相変わらずぬいぐるみの選定はしてないしクローゼットも手付かずだし、今は書類置いてたスペースになんか他の物をごちゃごちゃ置いてるし若干机の上も散らかって来てるしで、早速「だらしない大人」としての本領を発揮しております。フヒヒ。

 

こんな私ですが、だらしないなりに良い大人目指します。

えぇ。具体的には片付けます。

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

映画の話です。やっと。

 

えーと、確か3月くらいに、Netflixに入会しまして。

で、自粛中はもちろんお世話になったし、今もちょいちょい、映画やドラマ、アニメを観たりしてます。

 

私は元々「映画大好きな人」では無いので本当にのんびりペースなんですけど、それでも映画は15作品、アニメ3作品、ドラマ1作品くらい見終えたので、気に入った作品を紹介していきたいなぁと思います。のんびり。

 

 

 

ではまず最初に、こちら。

 

 

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沖田修一監督  「滝を見にいく」

 

紅葉狩りツアーに参加した7人のおばちゃん達。

山の中腹でまさかのガイドが行方不明になり、突然始まるサバイバル。

それぞれの個性を生かしたり生かさなかったり、衝突したり許容したりしながら遭難生活を乗り切るおばちゃん達の、強さと可愛さは必見です。

 

この映画の何が好きになったかって、おばちゃんが「おばちゃんを演じる女優さん」ではなく、「真のおばちゃん」なんですよ。

もうね、観たら分かる。

 

「これは──────おばちゃんだ!!!」

 

 

 

 

ストーリーの緩急はあまり無いので、ハラハラドキドキを求める方にはあまりオススメ出来ないんですが、おばちゃん成分を楽しみたい方にはオススメです。

 

 

...........が、しかし!!!

 

 

なんとこれ、まさかの放映契約切れか何かで、現在Netflixでの視聴が出来なくなっております…。

紹介しておいて、すみません…。

初っ端から…。

 

うーん、再度契約がされればまた視聴出来るようになると思うんですが、どうでしょうね。

こればかりは、Netflixさんと沖田監督のみぞ知る、という感じです…。

 

 

 

 

さて、次。(あっさり)

 

 

 

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スティーブン・チョボスキー監督

R・J・パラシオ原作

「wonder  ワンダー  君は太陽

 

遺伝子の疾患により顔が変形している男の子が、10歳になって初めて学校へ通い始める物語。

 

ベースとなるのはやっぱり、「人と違う顔をした主人公が様々な困難にぶつかりながら周囲と理解を深めていく話」なんですが、主人公以外の子どもたち視点も描かれており、主人公の困難と同時に思春期の子どもの心の移り変わりも垣間見えるという、斬新な展開となっています。

 

そして、そんな子どもたちの変化に時折戸惑いつつも、広い心で受け止め、諭してくれる主人公の両親。

ジュリア・ロバーツオーウェン・ウィルソン演じるこの両親が、本当に素敵です。

 

ちなみに主人公の名前はワンダーではなく、「オギー」です。ややこしいですね。

 

楽しいムーミン一家」とか「ロミオの青い空」とか、あと「トムとジェリー」とか「Mr.ビーン」を観て育った私からしたら、このタイトルもだいぶ斬新ポイントですね。

これ名前じゃないのかよ!っていう。

 

でも「ドラえもん」の主人公はドラえもんなの?のび太なの?っていう話ではあるんですけど。

 

 

いやないよ。そんな話じゃない。何なのよ急に。

 

話を戻します。

 

 

私はその、観察眼とか全然ひ弱だし考察力みたいなのもほぼ皆無なのであんまり偉そうな事は言えないんですけど、個人的にこの作品は信頼度が高くて。

 

ここで言う「信頼度」っていうのは、例えばオギーの疾患に対する正しい情報が盛り込まれてるとかそういう事ではなく、「映画作品としての信頼度」なんですよね。

 

何を言ってんだって話なんですけど、その、映画の良さって、新たな知見を得られる事だと思ってるんですよ。

そう、思ってる節があるんですよ。私。

全部じゃないんですけど。

 

で、その点で見ると、最初から最後までずっとオギーに焦点を当てっぱなしな訳ではないこの作品は、とても信頼出来るんですよね。

ある意味、リアルと言うか。

「オギー」という存在に、視聴者を酔わせようとしてない感じ。

 

登場人物それぞれの生活があり、苦難があり、心があり。

この映画を観る人は、様々な考えや心情に思いを馳せ、気付くことが出来る訳です。

 

極めつけは、姉と母のケンカの原因が自分だと思い込んで悲観したオギーに対し、姉が言い放った、

「なんでも自分の事だと思わないで!」

という言葉。

これはもう、完全に「あなたは関係ないの!」と言ってるも同然で。

オギー、主人公なのに。

関係ないって言われちゃったよ。

 

そんな訳で、この作品はただの「障がい者が頑張るお涙頂戴映画」じゃないですし、オギーとお姉さんを支える両親のキャラクターがコミカルで聡明なので、扱うテーマの割にはライトな気持ちで楽しめると思います。

私はこの映画を観て、オーウェン・ウィルソンが大好きになりました。

もうマジで。本当に好き。

ジュリア・ロバーツはもっと昔から好き。

 

 

締めの言葉が全然見つからないまま1時間が過ぎたんですが、この映画はとにかく、「ちょっと元気になりたい人」にオススメです。

ただ、2時間弱あるので時間はたっぷり用意して下さい。

 

 

映画紹介、終わり。

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

映画、楽しいですねぇ。

友人にたくさんオススメ教えてもらったし、自分でも観たい作品をたくさんマイリストに入れてるので、休みの日は最低一作品は観ていきたいなぁと思ってるんですが、なんて言うかその、観ると終わっちゃうじゃないですか。

 

それがね、当たり前なんですけど、どうにも寂しくて、なかなか手が出ないんですよね。

 

ただ、Netflixみたいなサブスクの場合、「滝を見にいく」のように、契約が切れて見れなくなってしまう作品も出てくる訳で。

 

私はそうやってNetflix入会当初に嬉々としてマイリストに入れて温めてた「オーシャンズ8」がいつの間にか観れなくなってしまったという悲しい過去を持っているので、観たいものは早めに観た方が良いんですよ。

(BDを購入しました。)

 

「どんな作品だろう」ってずっとワクワクしていたいから観れない、けど「楽しい事は、終わるから楽しいんだ」ってぼのぼのも言ってたし、そういう意味で、ちゃんと楽しめるようになりたい今日この頃です。

みんなどんな気持ちで映画鑑賞に踏み切ってるのか教えて欲しい。

 

 

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「お前めんどくさいな。」

 

 

 

ではまた。