Second DAY

適当なただの日記です。飼い猫♂の名前はつみれ。

最近好きな漫画の話

こんばんは。

 

30歳にもなったし、今後はちょっと自分を労わっていこうと思って生まれて初めてメディキュットを購入したんですけど、開封後の第一印象としては、「みんなこんなに脚長いん?」でしたし、装着に手間取って足がつりました。

助けて下さい。

 

 

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あのー、最近知った2人の漫画家さんがめちゃくちゃドンピシャだったので、発作的に紹介しますね。

 

 

 

1人目

和山やま

 

絵がとても綺麗で、細部まで手を抜かない感じがそもそも美術作品として最高なんですけど、ギャグセンが高すぎて私なんかはずっと笑ってます。

登場人物は一見ポーカーフェイスに見えますが、実は凄い繊細な表情の変化が描かれている所も最高。

「あぁ、こういう時こういう顔するする〜!」ってなる。

と言うか、とにかく人物の描写が丁寧。

 

 

以下、作品紹介です。

 

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短編集「夢中さ、きみに。」

 

前半は男子校を舞台にした短編集なんですが、大体林君という面白い男の子が出てきます。

後半は、陰気過ぎて周りから避けられてる二階堂君と、席替えでたまたま彼の前の席になってしまった目高(めだか)君の2人が織り成す面白学園生活。

 

お話そのものも面白いし、所々に絵的な遊び心があったりして、「なんでやねん」って感動します。

でも表紙の男の子は出てきません。

 

 

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連載作品「女の園の星」

 

女子高で国語教師を務める星先生のお話。

表紙の人です。

 

この星先生が、教え子達が日誌の備考欄で勝手に始めた「絵しりとり」に翻弄されたり、教室で犬を飼う事になったり、同僚の先生と飲みに行ったりします。

星先生と、同僚の小林先生との掛け合いも面白いし、生徒達も個性豊かで笑いが絶えません。

 

 

どちらも、決して「明るく賑やかで愉快なギャグ漫画」ではないんですけど、ギャグ漫画らしからぬ絵の綺麗さとワードセンス、それから絶妙な「間」の描写でしっかり笑わせてくれます。

オススメ。

 

 

 

2人目

施川ユウキ

 

絵はヘタウマだけど、内容が深い。

私は、この人はどちらかと言うと漫画家ではなくて哲学者だと思ってます。

 

以下、作品紹介。

 

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4コマ漫画「オンノジ」

全1巻

 

ある日突然、自分以外の人や動物が居なくなってしまった世界。

そんな世界に一人取り残されたミヤコという少女が割と悠々自適に暮らしつつ、この謎を解明すべく奮闘するお話。

 

「もし、世界に自分一人しか居なくなったらやってみたい事」という、誰もが一度は考えそうなささやかな願望(道のド真ん中で楽器演奏する、線路の上で寝る、等)を代わりに叶えてくれます。

で、途中、ある日突然世界から人が居なくなった上に何故かフラミンゴになってた少年と出会い、面白さが倍増します。

 

 

 

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「銀河の死なない子供たちへ」

全2巻

 

行動力があり、明るく元気でドープなライムを刻むのが大好きな姉(パイ)と、内気なリアリストで博識な弟(マッキ)

こちらもまた、人間の居なくなった地球で、ママと一緒に暮らす幼い不死身の姉弟が、ひょんな事から人間の赤ちゃんを育てる事になるお話。

 

姉の存在がギャグではあるんですが、生死をテーマにした深い作品です。

「死なない子供」と「いずれ死ぬ子供」の、出会いと別れ。

そして姉弟が最後に選んだ道には、色々と考えさせられました。

 

 

 

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連載作品「バーナード嬢曰く。

 

読書はめんどくさいけど読書家に見られたくて日々学校の図書室に通う町田さわ子が、図書室で知り合った読書家の友人達と繰り広げる、読書談義。

 

何かに向かってストーリーが展開していくというものではなく、様々な本や名言を紹介していくショートストーリー仕立てで、現在5巻まで出てます。

過去にアニメ化もされてるので、ご存知の方も多いと思います。

 

 

一応、町田さわ子以外の登場人物も紹介すると、

 

遠藤

本作の黒一点。話しやすい雰囲気ではあるがいつも一人で図書室へ通い、町田さわ子の生態を気にしている。何気に色々読んでいる。

ひと昔前に流行った作品を読むのが好き。

 

長谷川スミカ

図書委員の女の子。穏やかな性格で、遠藤に淡い恋心を抱く。オールマイティに何でも読むが、シャーロック・ホームズの話になると途端に熱くなる。

 

神林しおり

根っからのSFファン。読書に対するこだわりが強く、理性的ではあるが気性が荒いため、基本はツッコミ担当。

個人的に最推し。圧倒的正義。

 

 

作品内では著者の名言が数多く登場するんですが、キャラクター(主に神林しおり)が放つ名言もどれも素晴らしくて、心を掴まれます。

 

あと、他の作品と比べると情報量が多いので、何度読んでも飽きずに楽しめます。

 

「読書したいけど何か良いの無いかな〜」って時に読むと結構ガチで参考になるかも。

 

 

 

以上、発作的漫画紹介だったんですけれども、よく考えたらこの2人の作家さん自体は、1年以上前から知ってましたわ。

1年前に和山やまの「夢中さ、君に。」を知ってハマって、4、5年前に施川ユウキの「オンノジ」を知ってハマって。

 

で、最近になって「女の園の星」、「銀河の死なない子供たちへ」、「バーナード嬢曰く。」を読んで、改めて好きになった感じです。

私は漫画も活字も全然疎いので説得力無いかも知れないんですけど、この2人は全力で推します。

 

「なんか面白い漫画無いかな」って思ってる方は、是非。

 

 

 

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暑くなってから、つみれの為に私の部屋だけエアコンつけっぱなしにしてるんですけど、効きすぎて寒いみたいで、

 

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丸くなっちゃう。

可愛いけど。

 

でも1℃上げると逆に暑いんですよ。

何なんですかね、この現象。

 

 

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私の寝巻きを掛けてあげるも、


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全く満足してない顔。

可愛い。

 

 

 

 

ではまた。